世界のトレーダーのうち8割が使用しているといわれている移動平均線のあきチャン先生流使い方です。


移動平均線
ここからは4時間足をメインにトレードされている方用の基本構成をご説明します。
まず、
移動平均線は何のために表示させるのでしょうか?
それは移動平均線を同じ時間軸のチャートに『複数』表示させることで、環境認識をしやすくするためです。つまり、4時間足に日足、週足、月足の20期間の移動平均線を表示させることで上位足の環境(価格がどちらに動こうとしているのか)が一目でわかり、上位足の目線に付いていきやすくなります。これが移動平均線を表示させる意味です。
移動平均線の基本構成
基本構成は下のようになります。
期間 | 意味 | |
4時間足 | 20MA | 4時日間足の20期間 |
120MA | 日足の20期間 | |
600MA | 週足の20期間 | |
2400MA | 月足の20期間 |
全てSMAとEMAの両方を入れてください。この4期間と2種類の移動平均線で、環境認識をしていきます。
移動平均線の使い方
移動平均線の使い方は2種類存在します。1つは「傾き」を見ること。2つ目は「MAのゴールデン、デッドクロス」を見ることです。
移動平均線の「傾き」
移動平均線は右肩上がりなら価格は上昇傾向にあり、左肩下がりならその逆になります。4時間足でトレードする場合は日足以上の移動平均線に注目してみてみましょう。
現在のポンドドル4時間足に上の移動平均線を表示させています。
4時間足20期間 | 青 |
日足20期間 | 赤 |
週足20期間 | オレンジ |
月足20期間 | 緑 |
実線がSMA、点線がEMAです。「傾き」を見てみましょう。日足週足は右肩上がりで上昇傾向にあります。月足は水平で価格の頭を抑えに来ています。環境認識としては、日足週足では上目線なので、下がったら買いたいところですが、上値が重たいといったところです。ほかのチャートも見てみましょう。
ドル円4時間足です。移動平均線はやっと週足のSMAを上抜いて、すべてが下から支えるパーフェクトオーダーになりつつあります。積極的に押したら買いたい場面です。前回高値を超えれば日足でもアップトレンドが継続となるので、さらに買い方を集めて上s場が見込めます。
このように「傾き」だけでも、どちらに優位性があるのかを客観的に判断することができます。
つぎは「MAのゴールデン、デッドクロス」についてです。
MAのゴールデン、デッドクロス
「ゴールデン、デッドクロス」を見る場合は120期間と600期間に注目してください。ゴールデンクロスならば押したら買い目線。デッドクロスなら戻したら売り目線です。
ドル円の4時間足です。週足の移動平均線と乖離していた4時間足、日足の移動平均線が徐々に乖離を埋めていく様子です。まずは4時間足と日足の移動平均線がゴールデンクロスし、月足と週足のEMAもゴールデンクロスしています。この状況で上の傾きと合わせて環境認識をすると、
傾きは右肩上がりのパーフェクトオーダーに近い形で上昇が見込める。この後600期間のSMAを上抜けると、グランビルの法則により上昇しやすくなる。しかし、120期間と600期間の移動平均線に乖離がないので、デッドクロスするようだと一旦上目線をやめ、様子を見る必要がある。
となります。
グランビルの法則についてはこちらにまとめています。

ポンドドルでも見てみましょう。
注目するのは上でも書いたように120期間と600期間の移動平均線です。黒丸でゴールデンクロスしています。この時点で目線は上目線です。600期間の移動平均線をローソクが下回ることがあっても、120期間の移動平均線がデッドクロスしない限りは上目線に固定しましょう。現状は月足の移動平均線に頭を押さえられていますが、ローソクはやや抜けつつあります。この後20期間、120期間の移動平均線が月足の移動平均線を上抜いてくるようだともう一段の上昇に繋がりそうです。
まとめ
移動平均線は「傾き」と「ゴールデン、デッドクロス」を見て環境認識をするために使います。環境認識はFXで勝つために必ず必要になってきます。移動平均線はその手助けをしてくれるインジケーターです。
「傾き」とは1つの期間の移動平均線だけで見るのではなく、どの移動平均線に対してどちらに傾いているのかが重要になります。4時間足でトレードするなら、日足のトレンドに乗るために日足と週足の移動平均線の傾きに注目しましょう。同じ方向を向いていたらチャンスです。
「ゴールデン、デッドクロス」も日足、週足の移動平均線で確認しましょう。クロスしている方向に優位性があります。初心者のうちは優位性のある方にだけトレードをすることをおススメします。
おすすめの海外FX業者はこちら
令和元年最新版」GEMFOREXは口座開設ボーナスだけでも利用の価値アリ!!ゲムフォレックスの特徴も合わせてご紹介。
XMのボーナスは『ロイヤリティプログラム』が本命。プログラムの詳細を徹底解説します。
TitanFX(タイタンFX)は極狭スプレッドが売り。デイトレーダーやスキャルパーは必見!!!
is6com(アイエス6コム)のキャンペーンは口座開設と入金ボーナスの2本柱。強烈なボーナスを連発しているis6comの特徴は?
コメント